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インフルエンザ予防注射・治療法について

 当院では平成30年10月22日よりインフルエンザ予防注射を開始いたします。
昨年はワクチンの供給不足から皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、今年はワクチンも例年並みに準備できると思われます。
 さてワクチンですがA型・B型どちらのインフルエンザウイルスにも対応できるように作られております。
接種後2週間程してから効き目が出現し、5カ月ほど効果が期待されるといわれております(個人差があります)。

<接種回数>
① 13歳未満の方…原則2回接種(2-4週間の間隔をあけて施行)
② 13歳以上の方…原則1回接種(基礎疾患によっては追加あり)
*当院では安全性を考慮し3歳未満の方の接種は行っておりません。

効果には個人差があり、注射をすれば絶対感染しないというわけではありません!
普段の手洗い・うがい・十分な睡眠・バランスのいい食事など体調管理に努めて下さい!

<治療方法>
 これまでインフルエンザの治療薬はタミフル(内服)・イナビル(吸入)・ラピアクタ(点滴)がありました。
効果はどれも同じくらいといわれておりますが薬の投与期間が事なっております。
また今年からはゾフルーザ(内服)という薬も使用できるようになりました。
 皆さまの状態におうじて処方を行っておりますのでご留意ください。

商品名 投与期間(原則)
タミフル(内服) 5日間
ゾフルーザ(内服) 1日間
イナビル(吸入) 1日間
ラピアクタ(点滴) 1日間

*出席停止期間(学校保健安全法より)
発症日 翌日から数えて5日間+解熱後2日以上経過

田原坂クリニック 平田 貴文